御鎮座五百年御社殿改修事業 御本殿の曳家工事について

御鎮座五百年に向けて計画を進めております御社殿の改修事業は、令和三年二月に執り行われました仮遷座祭以降本格的に工事が始まり、五月現在当初の計画通り順調に工事が進められております。御奉賛にご協力頂いております氏子崇敬者の皆様に厚く御礼申し上げます。

工事の中核であります御社殿の曳家工事の日程について多くの方々よりお問い合せを頂いておりますので、ここにご案内申し上げます。
新型コロナウィルス感染症に関わる緊急事態宣言発令中の為、大きな混乱を避ける為直前でのお知らせとなりました事をお詫び申し上げますとともに、皆様におかれましては何卒ご理解賜りますよう謹んでお願い申し上げます。


<本殿曳家(基礎最終地点までの移動)>
・令和三年五月七日 午前十時半開始
※曳家作業は数十分で完了予定とのことですので、移動する様子をご覧になりたい方は時間までにお越し下さいますようお願い致します。

<拝殿曳家>
・令和三年五月七日より準備工事開始、五月二十日頃の移動完了を目指し段取りを進めて参ります。
※拝殿の移動に関しましては天候や工事段取りの進行具合によって変動致しますので現時点では具体的な日程は決定しておりません。何卒ご理解の程宜しくお願い申し上げます。


ご参拝を予定されている皆様へのお願い

現在東京都においては新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言が発令されております。屋外での見学はございますが、曳家工事を間近でご覧になりたいというお声も多数頂いており、ご参拝される方の数もいつもより多いことが予想されます。見学をご希望される皆様におかれましては、各自感染防止対策の徹底(マスクの着用、ご入場前の手洗いの徹底。発熱・せきなどの症状がある方は入場をお断りさせて頂きます。)をお願いしますと共に、一定の距離を保ち会話はお控えの上ご見学頂くようお願い申し上げます。
混雑時は、見学可能エリアへの入場を制限させて頂く場合も御座います。なるべく多くの方がご見学出来ますよう、お一人お一人が譲り合いの心と共に、皆様が気持ち良くご参拝頂けますよう、何卒ご理解ご協力賜りますよう職員一同心よりお願い申し上げます。

日本樹木遺産委員会による「ケンポナシ」の樹の診断と治療について

品川区指定天然記念物に登録されている当社境内の「ケンポナシ」が、この度日本樹木遺産委員会様により診断と治療を実施して頂く事が決定致しました。
新緑の季節となり、ケンポナシも青々と若葉を茂らせ始めております。
一見元気に見えるこのケンポナシ、樹齢は300年近いとも言われる老木であり樹木医さんや専門家さんによる調査で樹勢は衰えている傾向にあるとのことでした。
品川区設置の案内板には、『近年、ケンポナシは都区内ではほとんど見られなくなった木で、その存在は貴重である。』とも記載されております。
この貴重な樹をより永く、より健康に守り続けてゆく為にはどのようにすれば良いのかと思料しておりましたところ、樹木医である後藤瑞穂様よりご提案頂き『日本樹木遺産制度』による診断ならびに診断を依頼する運びとなりました。
日本樹木遺産委員会の皆さま、今回の診断・治療にご協力下さる日本電灯電力販売株式会社の皆様に心より御礼申し上げますとともに、氏子崇敬者の皆さまにおかれましてはケンポナシのこれからの生育をあたたかくお見守りいただけますよう職員一同謹んでお願い申し上げます。


【戸越八幡神社のケンポナシ】昭和五十三年二月十四日品川区指定天然記念物指定

ケンポナシはクロウメモドキ科に属する落葉の高木で、夏に淡い小さい花をたくさんつける。
実は球形で、九月から十月に常黒色に熟し、甘味があって食べられる。
本樹の幹の周りは役2.5メートル、高さは18メートルあり、推定の樹齢は二百五十年から三百年である。
もと、幹は二本立ちであったが、右側が枯れてなくなり、現在は一本立ちである。
近年、ケンポナシは都区内ではほとんど見られなくなった木で、本樹の存在は貴重である。

<平成八年三月三十一日 品川区教育委員会 設置看板より>


5月2日に実施されます診断や治療の様子はどなた様でも見学頂けます。
※詳細につきましては以下をご参照下さい。

日本樹木遺産委員会による「ケンポナシ」診断と治療

<▼日本樹木遺産HP>
https://www.treeheritage.jp