今年もいよいよ残すところ僅かとなりましたが皆さまに於かれましては益々ご健勝の事と心よりお慶び申し上げます。 また、未だ収束への道が見えない新型コロナウィルス禍におきまして、感染症によりお亡くなりになられました方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますと共に、罹患された方々の一日も早いご回復を心よりご祈念申し上げます。今現在も緊迫した医療現場の最前線で懸命に治療に当たられておられます関係者の皆様には、心より感謝申し上げます。そして一日も早く収束の道筋が照らされお一人おひとりが心穏やかに過ごせる日が迎えられますよう心よりお祈り申し上げます。 コロナに始まりコロナに終わってしまった様な異様な一年ではございましたが、コロナのお蔭でマスクをせずにいられる日常、何の不安も無く過ごせた日々がどんなに有難かったことか気づかせて貰うことも出来たのではないでしょうか。私達にとって必要なことや無くても良かったものなど、改めて様々なことを考えさせられた一年でもあったと思います。『神さまは必要な時に必要な試練を与えて下さる』とはよく申します。それを有難い学びの機会と捉え成長することが出来るか出来ないか はそれぞれの受け止め方次第だと思います。困難を嘆き絶望するのでは無く、乗り越える為に自分が今すべき事を冷静に見つめ直し、皆さまと共に勇気と希望を持って新たな年をお迎えしたいと心から願っております。 新しいお年が必ずや皆さまに取られまして良いお年となります様、宮司を始め職員一同心よりご祈念申し上げ本年結びのご挨拶とさせて頂きます。 コロナ禍における令和三年の初詣、新年の縁起物の拝受につきまして皆さま多くの不安もおありと拝察いたします。 神社としての予防対策の徹底(下記の注意点をよくお読み下さいますようお願い申し上げます。)はもちろんですが、ご参拝をお考えの皆さま方に於かれましてはどうかご自身とご家族様のご健康を第一にお考え頂き各自の予防対策の実施にご理解ご協力を賜ります様お願い申し上げます。 ※正月三が日は大変な混雑が予想されます。四日以降の平日のお参りなどなるべく混雑が予想される日や時間帯を避けてご参拝されます事を推奨致しております。 ※今後の状況や行政の発表や指導があった際は告知なく対応を変更させて頂く場合もありますので、何卒ご理解ご協力の程宜しくお願い申し上げます。 【 年末年始の御参拝についてのお願いとご注意 】 ・発熱や咳などの症状がある方は境内への入場をご遠慮下さい。 ・新年三が日は正面鳥居より一方通行となります。また境内が密になる前に入場制限を実施させていただく場合がございます。その際は前後の間隔を空けられましてお静かにお並び下さい。 ・境内に入られましたら参道の足元の目印に合わせてお進みいただきます。 ・手水舎はご使用頂けませんので、どうぞ予めご自宅などで手洗いをお済ませの上各自手指の消毒をお済ませの上、お参り下さい。 ・境内での御飲食は出来ません。(お祝いの樽酒も境内ではお飲み頂くことが出来ません、お持ち帰り頂きご自宅にてお召し上がりください。尚お持ち帰り用樽酒の準備数には限りがございます。予めご了承下さい。) ・新年の新しい御神札やお守り・縁起物等は12月21日より授与所にてお分かち致しております。お早めにお受け頂くことをお薦めしております。 ・昇殿参拝をご希望の方、おみ足のお悪い方(杖をついておられる方や車いすでのご参拝の方など)はお並び頂かずにお参り頂けるように致しますので、境内に神職や巫女がおりましたらご遠慮なくお声かけ下さい。(※状況によってはすぐにご案内出来ない場合がございます。ご参拝の皆さま方のご理解ご協力を宜しくお願い致します。) お一人お一人の優しさと思いやりにより皆さまに気持ち良くご参拝頂けますよう、皆さまのご理解とご協力を謹んでお願い申し上げます。 御鎮座五百年記念事業の御社殿改修に伴いまして、現社殿でのご奉仕は最後となります。是非密を避けられました上でご参拝いただけますようお願い申し上げます。 ご質問、ご不明な点等はご遠慮なくお問合せ下さい。…