このリンクは、令和7年9月にテレビ東京・なんでも鑑定団で当社のケンポナシが紹介されました部分の映像です。
都区内唯一の樹齢300余年のケンポナシが戸越八幡神社に生育しています。希少性が高いため、天然記念物に指定されています。大きく成長し、隣地境界を越境してしまいましたが、旧隣地オーナーのご協力の基、共存できていました。
しかしながら、隣地オーナーチェンジにより転売目的長屋式アパートを建設する建築業者に買収されてしまったため、行政の許可なく伐採できないという文化財保護条例に基づいて、買取りを含めたケンポナシの保全交渉を進めて参りました。
一方で令和5年4月の民法223条の改定により、越境した枝葉を許可なく伐採できるというダブルスタンダードの間に挟まってしまいました。そして、残念なことに、文化財保護条例には罰則が備わっていなかったのです。
片手落ちの法の挟間の中、何と令和7年9月に、文化財保護条例を無視して、建設業者に枝葉の伐採と土壌の掘り起こしを実施されてしまいました。
現在、この人類の宝物、ケンポナシが枯渇しないように、心ある皆さまからのご助力を借りながら、必死に保全交渉を続けております。今後状況が変わっていく様を皆さまにお知らせしていきたいと思っております。良いお知恵がございましたら、ご助力の程よろしくお願い申し上げます。