
戸越八幡神社 一箱古本市について
『江戸越えて 清水の上の成就庵 ねがひの糸のとけぬ日はなし』
戸越の地名のはじまりとも伝えられている古歌は、戸越八幡神社の起源となった草庵(成就庵)の、たちまちに願いがかなうという評判を詠ったものでもあります。
関東有数の長さを誇る賑やかな戸越銀座商店街を脇道に逸れて、清水坂や宮前坂、八幡坂を上った緑の生い茂る空間に、戸越八幡神社はしっとりと構えています。
現在の社殿は200年ほど前に建立されたもので、安政2年(1866年)に改築されたものです。
間口をそろえて参拝客を迎える、入母屋造総檜による和様の本殿と拝殿は、改築から150年が経ち、なおその繊細な構えと精緻な彫刻を残す貴重な建物ですが、老朽化が進み、手を加えなければならない時期になってきています。
また、神社を含む地域は、品川区の木密地域不燃化10年プロジェクトに位置づけられ、不燃化が推進されるとともに、戸越銀座商店街を直交する都市計画道路の整備が予定されており、今後数十年で、まちの姿は変わってゆくと考えられます。
さらに、近年、神社自体も全国各地様々な工夫がみられるなど、そのあり方も多様化していることから、戸越八幡神社は、地域に根差した神社として、そして各地から訪れる人々を迎え入れる場所として、新たな姿を探っていきたいと考えています。
戸越八幡神社一箱古本市は、そんな思いからの一つの試みとして開催するイベントです。神社入口の鳥居から、本殿まで続く涼しい木立の参道と、神楽殿の前の空間を活かし、一箱の本を通じて新たな出会いとコミュニケーションを生む、古本市を開催します。
この古本市を通じて、本と人、人と人、そして、人と戸越八幡神社を繋げるきっかけになることを企図しています。
一箱古本市とは
ミカン箱程度の一箱に自分の本を持ち寄り、一日だけの「本屋さんごっこ」を楽しむイベントです。
お店の名前(屋号)も売る本も売り方も自由。
ご自身の思い入れのある本を一箱に詰めて、お客様や他の店主さんとのコミュニケーション、初めて訪れる開催場所を楽しんでください。
この一箱古本市は、2005年に東京都の千駄木「不忍ブックストリート」で始まってから、これまでに全国の多くの都市で開催されています。
戸越八幡神社一箱古本市は、「不忍ブックストリートの一箱古本市」を参考にして開催しています。

一箱古本市開催内容









